アルンとは

AREUM Art Network(略称AREUM)とは

1,現在日本に在住、滞在しているコリアン(韓国・朝鮮人)美術家が企画・一部公募形式で出品する展覧会を開催する。

2,現存コリアン作家の作品を展示していくばかりでなく、古今に関わらず、コリアンの美術に関する情報・資料の収集や研究を行う。

3,共感できる作家達とは民族を越え国境を越えて連携し、美術による国際交流、地域交流を進めてゆく。

*AREUMは入退会手続きや会則、会費を必要とする団体ではなく、作家個人の自主的判断により自由に連携するものである。運営のためネットワーク・コアとして「事務局」を置きすべての企画、宣伝、事務、実務を行う。

「AREUM」の名は母国語の「美しい」と「一抱え」からきています。

 

 

 開催に添えて---1999アル

在日同胞をなんと呼ぶか?
 在日朝鮮人、在日韓国人、在日朝鮮・韓国人、在日韓国・朝鮮人のいずれとするかは、その同胞の立場、こだわり、思惑、信条によって異なる。 その複雑さ・まぎらわしさを、我々は「在日コリアン」という、こなれない呼称をもって乗り越えようと思う。
 この姿勢をいぶかしく思うむきもあるが、同胞の状況、生活感が細分化され解体化されて行く現状には有効な呼称の一つだ。
 末梢に入り込みすぎると血行不良となり生命力を失う。大同小異にてダイナミズムを取り戻したい。
 世界の変化は著しい。環境汚染、情報通信、金融経済、人口増大…世に言われるように、良きにつれ悪しきにつれ間違いなく21世紀は「地球の時代」だ。別 々の単位で動いていたものが共通の単位で動くようになってきた。
 世界がデジタルで共通化されて行くにつれ、各個のアナログの違いが際だち始めている。生活が世界標準化されるに従い、「個の存在」の問題が前に押し出されてきた。 強権は個を包囲する事によりねじ伏せたが、巨網は個を置いてきぼりにし、単なる質量 におとしめようとしている。
 「民族」は個の問題である。
 「民族」問題は新たな次元での捉え直しが必要となってきた。いま始まったばかりの問題となった。人間の精神に形を与えてきた美術は、この新次元を迎え、また力強い一歩を踏み出さねばならないこととなった。
 アルン展は巨網に組み込まれることなく、自由な広場となり「民族」について深く思索する場となるべきであろう。
 反面、在日同胞の現在を作り出した今世紀の構造は、その地盤を揺るがされてはいるが、根本的には変わってはいない。例え構造が変化しようが、形骸化しようがそれが残っている以上その力は有効だ。
  我々が細分化、解体化しようが構造の蹂躙は続く。
 在日同胞が「白く」なったとしても、構造はそれを許さない。赤は赤のまま、青は青のままだ。権利、法政の問題だけではなく、文化においてはなおさらである。
 だからこそ民族をベースとした、互いを確認し合う展覧会は意義を持つ。
 アルン展は構造の中で、人としての尊厳を主張する場となるであろうし、そうあるべきである。
 在日コリアンの美術は、特定の表現様式を指すものではないし、もったこともない。
 しかし同胞が在日となったその日から現在まで、同胞社会は常に新しい美術家を送り出してきた。
 美術は常に時代とともにある。時代の変遷とともに、その姿を変容させてきた。戦後日本は社会問題に深い関心を示した。ともに美術は社会の問題に切迫した。
 在日美術家の先達もコリアンとしての自らの問題も踏まえつつ、自分たちが息を吸う時空の問題に深く関わった。それは美術家として、人間としてきわめて自然で良心的であった。
 もちろん彼らも一様ではなかった。
  ひとりひとり立場や信条、状況や条件の違いは甚だしかったに違いない。地割れのする中を生きる庶人として、右往左往もせねばならなかった。ただそんな中でも彼らはその生きる姿のそのままに自らの美術を呈示し続けてきた。
 振り返れば、北に帰りし作家、南に帰りし作家も日本に残った作家も、どんな立場・状況にあった作家も「生きること」「生き抜くこと」が、彼らの芸術の根幹であったろう。
 彼らは自己の「生」にあまりに忠実であったし、純朴すぎるくらいだった。
 このことは同時代の日本の作家達より、より深刻で直線的だった。 ただ残念ながら、その作品群を並べそれを証明する手だてを現在の私たちは持っていない。
 アルン展はいつの日かそれを並べ証明する事を強く願う。
 近代から現代に架け、美術の思潮は様々な美術運動を生み展開してきた。
  あまたの表現様式が生まれ変遷した。戦後日本の美術は「社会」に肉薄したが、その後の構造の変質、価値の変化にエネルギーは分散した。また世界の表皮的均質化により様式の輸入先を失った。
 そして残念ながら、幾多の美術は産業社会のなかで「消費」されるか、団体という枠組みの中で「消耗」されてきた。見逃すことのできない価値ある作品も数多くあったが、「大量 」に紛れ見失うことが多い。
 これは日本だけの問題ではないだろう。高度な産業社会をもつ国々では似たような状況であろう。
  人々の「生」が貨幣経済の中に飲み込まれてしまったためなのだろうか。美術品は略奪の対象ではあったが、投機の対象ではなかったはずだ。
 それとも20世紀末の人々の「生」が難しくなりすぎたためなのだろうか。
  美術は人々の「生」から遠く離れすぎてしまったのではないか。
 人々の精神・心を形として顕わした美術はどこに行ったのであろうか。
 我々は新しい入り口に立っている気がする。模索の入り口に。
 在日コリアンの美術は虚飾無く、虚偽無く自己の「生」に向き合っていくべき美術であり、そうありたいと願う。そしてそれを模索の要としたい。
 アルン展は国や民族に壁をたてることなく、そういう美術を育み、探し、擁護し、連帯して行く展覧会となってゆくべきであろう。
 我々は自らとこれからその道を歩いてくる人たちに以上のことを提言し、世界の同胞、人々に発信してみたいと思う。

アルン展実行委員会

 

 

 1999アルン・オフィシャルリポート

 

[成り立ち]
 かねて在日コリアン美術家達の間で、<すべての在日コリアン美術家が隔てなく集まれ、相互に刺激しあい確認し合える、自由な美術の広場>を持ちたいという念願があり、それを数年前より企画、実現したものです。
 当初の予想以上に、初期の企画段階より、多くのアーティスト、心ある人士、諸団体のご賛同とご協力を得ることができました。難関であった広い会場問題では、京都市美術館の理解と協力を得ることができ、昨年末にはインターネット上や美術大学において作品募集を開始、同時に様々なつながりを通 して在日作家に直接参加を呼びかけてきました。幸い多くの方々に関心と共感を持っていただき、作品募集サイトには3600を越えるアクセスを記録しました。


[方向]
実行委員会では企画過程でアルン展の主旨を以下のように定めました。
* アルン展は在日(滞日)KOREAN美術家ならば誰でも参加資格を持つ。
所属、国籍、日本国外在住、留学生等は問わず。
* アルン展は在日KOREAN美術、KOREAの美術の資料収集、研究を行う。
* アルン展は世界の良心的美術家と積極的に連携して行く。 (世界の様々な地域に居住するKOREAN作家はもちろんのこと、民族や人種を問わない。)
* 既存の美術団体とはちがい、個々の作家達のネットワークとして運営される新しい美術展を目指す。



[企画]
 実行委員会では主旨に沿って、出品作家を募り、かねてより親交のあった沖縄の作家達(OKINAWA・12-SHINKA)をゲストとして迎え、埋もれている在日コリアン美術家の歴史(過去)を検証し、コリアン美術家としての今日的意味を確認し、そして未来に向けての展望を考えるきっかけを作ろうと、シンポジウムを企画しました。


[展覧会]
 10月5日に開幕したアルン展には104名の作家(5名の物故作家を含む)が出品し、156点の作品が展示されました。会期中8200人の観客でにぎわい成功裏に11日閉幕しました。
(展覧会には一般観覧者ばかりでなく、私たちが知らなかった同胞作家も訪ねてくれ、次回には是非参加を希望するといううれしい話しもありました。またわずかですが過去の作家の資料も閲覧できるようにしたので、曹良圭の作品にはじめて触れて惹かれ、その資料を何日も来て読んでいる方もいらっしゃいました。また意外なことに在日の美術は今まで見たことはあるが、沖縄の美術を初めて見たという方々も多く、大変感動されたようです。)


[シンポジウム]
アルン展開幕日に同時開催されたシンポジウムは、聴衆100人を集め熱気のこもった講演が行われました。会場には出品者はもとより研究者、キュレーターも数多く詰めかけ、今後の研究への期待で盛り上がりました。[今後]
次回アルン展は2001年に同じく京都市美術館で予定されてます。
今回の主旨はそのまま引き継がれ、より広く連携を紡ぎ、より高度な作品世界を展開し、より深い研究成果 を発表できるように計画中です。
アルン展は、ゆくゆくは世界の良心的美術家達と連携し、世界に発信する国際展を目指しています。
ご期待下さい。


[お願い]
AREUMでは過去・現在を問わず在日コリアン美術家・作品の情報を収集しています。
お心当たりのある方は些細なことでも結構ですので、お知らせ下さい。

1999,10

 

 

 

 「あいさつ」2002アルン・ブック

 

あいさつ
 アルン展は、それぞれの場で活躍している在日コリアンの美術家が集い起点となり3年に一度おこなう展覧会です。
 クラシックなスタイルの美術から現代美術まで表現技法、手段は多様でありますが、同じ民族の作家が集うことにより民族性―固有性が「軸」として会場に生まれます。
その場は、まぎれもないコリア文化の現代的な広がりを示す場と位置づけることができます。 
 2002アルンは、99年に続き一段とその裾野を広げ、多彩な成長を遂げました。
 冷戦構造の始まりに生を受け育った在日2世は、独自の批判精神を持つ作品世界を展開し、新たな混迷の時代に作家となった3世は柔軟な感性を持って、それに立ち向かおうとしています。その流れは、母国や在米同世代作家にも顕著であるし、民族は異なるが沖縄の作家にも読みとれるものです。また、初の出品となった中国朝鮮族作家とも、これから交流を通じ作品世界での疎通も築き合っていけるものと期待しています。(メイン会場:平面・立体作品200点展示、プロジェクト1『人・WEB・人』 第3会場:『朴一南展』)

 良きにしろ悪しきにしろ「グロバリーゼションの世紀」と呼ばれるこの時代には、もはやどこに住んでいるかが大きな問題ではなく、好むと好まざるとに関わらず「地球規模」のスタンスが必要とされ始めています。その様な状況下でアルンによって生成、確認される「軸」はきわめて有効なものとなるに違いありません。
 また、今回のイベント:映画『Sky-blue Hometown』、写真展『チョソンジョッ イヤギ』に見られる在外コリアンへの母国での関心の高まりは、在外を通じて母国の 文化状況を問い直す作業が、芸術家によって先鞭をつけられ始めたことを如実に物語っております。(第2会場:写真展、映画インフォ・ブース 第4会場:映画)

 大切なことは「軸」に旗をつけて振ることではなく、軸そのものを見直すことにより、「彼」と「此」とを、暖かく静かに理を明らかにし、相互に尊重しあう意識を高めあうことです。尊重し合う精神を育んでいくものこそ正しい文化交流の在りようであり、真の国際交流でありましょう。 ”軌跡をたどる―権鎮圭”はかつてこの国に学び、活躍した彫刻家を検証し、『Japan-Koreaライフマスク2002』は「顔」をして「同じもの」と「違うもの」を明らかにするでしょう。また、アルン・レクチャー『民族性と美術:講演 千葉成夫/他』では冷静なる総合的解析が期待されます。(メイン会場102、大展示室、第2会場イベントホール)

 21世紀の幕明けと共に揺れ動き始めた世界は、片側において、またもや多くの不幸を生み出そうとしています。アルンとは母国語の「美しい」と「一抱え」という語から名付けられました。アルンは前世紀末に反省と共に生まれた平和への確かな潮流に沿って、揺らぐことなく新たな創作で「一抱え」を広げていき、相互理解、国際交流を深めていきたいと思っています。
 なるべく多くの日本の方々、同胞のみなさまにご観覧、ご参加戴くことを切に願っています。
 末尾ながら、開催準備過程で、本当に多くの団体や人たちからの暖かいご支持、ご協力、励ましをいただきました。その寛大なる心と深い知性に尊敬と感謝を表します。
   
                          AREUM Art Network

 

 

 2002アルン・オフィシャルリポート

 

事業名称:『2002 アルン展─在日コリアン美術を起点として』
事業期間:2002年3月12日(火)〜17日(日)
(準備開始2000年5月〜終了2002年5月)
1,事業内容
(1)第1会場 京都市美術館本館1F北側全室(990F) 1F大陳列室(680F)           
◆◆絵画、彫刻、立体、工芸、インスタレーション展示
在日コリアン90名、中国朝鮮族15名、韓国10名、在米コリアン3名、沖縄11名、日本2名、在日クルド1名
130人の作家200点展示された。
◆◆アート・プロジェクト1『人・WEB・人』
崔誠圭、金誠民が企画の中心となり在日3世アーティストによる、「人々がつながる」という事をテーマに観覧者によるパフォーマンスやデータ入力により仮想オブジェを作り出した。
◆◆アート・プロジェクト2『Japan-Koreaライフマスク』では観覧者のマスクを和紙によりつくり展示していった。最終的には2002個のマスク制作を目指している3年越しのイベントであるが、アルン展では50人ほどのマスクを制作した。
※両プロジェクトとも予想を上回る参加者数を得られ、全く性格は違うが観覧者参加型という新しい形の展覧会のあり方を示すことができた。
◆◆特別展示”軌跡をたどるー権鎮圭”では国内に残る権鎮圭の彫刻作品が12点出品され、特に専門家の大きな関心を集めることとなった。レクチャーでの講演とともに、知られざる在日コリアン美術家の足跡を紹介できて意義深かった。
※入場者数3130人 
 (有料入場者680人―他は招待客及び美術館他企画来館者―入場料200円)

(2)第2会場 京都市国際交流会館 (サテライト1&レクチャー)
◆◆ 柳銀珪写真展『チョソンジョッ イヤギ』
中国延辺朝鮮族自治州の人々を撮った写真約40枚を展示 
今回初めて紹介展示された中国朝鮮族の美術をレクチャーで行われた講演と共に立体的に理解するために、とても役だったと考えられる。特に歴史、写真などの専門家や興味を持つ方の観覧者が多く、美術だけではなく関心を集めた。
◆◆インフォメーション・ブース
 映画『Sky-Blue Hometown空色の故郷』
 映画の主人公であるシン・スンナム氏の画(印刷)、予告編、各種資料を展示           
※入場者数800名―入場無料
※在日、在中、在米、在サハリン年表を作成し掲示
◆◆アルン・レクチャー(3月16日 午前11時〜午後3時)
1,『彫刻家権鎮圭』チェ・ソテ(韓国・美術評論家)
権鎮圭は来年没後30周年にあたり、韓国で大規模な回顧イベントが行われる予定であり
それとの関連性ももつことになり意義が深いものとなった。講演者は現在権鎮圭の伝記を執筆中
2,『中国朝鮮族美術の歴史と現状』姜鍾浩(中国延辺大学芸術学部助教授)
中国朝鮮族については、その存在すら日本ではに紹介されることがほとんど無く、韓国・朝鮮文化の一端であるが、加えて中国美術の現況を知る上でも非常に貴重なものであった。
3,『民族性と美術』千葉成夫(美術評論家)
千葉氏による講演は単に表面的な国際交流だけではなく、民族性などの深い部分での相互認知をうながし真の国際交流につながる内容であった。
どの講演も日本では始めて言及されるものであり、非常に高い関心を集めた。ウィークデイの昼間に行われたので聴衆者が100名程と少なく残念であったが、引き続き関連性のあるイベントなども国内で行われる良い契機となった。それぞれ1時間強の内容であった。
※入場者数100名(3)第3会場 アートスペース虹(サテライト2)
◆◆朴 一 南 展  『間-Gap』                
京都の画廊ア−トスペ−ス虹との共同企画として開催されたネットワーク作家である朴一 南の個展
美術館に羅列的に展示するばかりでなく、一作家の作品を掘り下げて観賞できる場となり、展覧会全体にとっても個展にとっても良い効果となった。
※入場者数480名―入場無料            
             
(4)第4会場 京都教育文化センター3月15、16日午後7時より上映
◆◆映画『Sky-Blue Hometownム空色の故郷』
韓国新進気鋭の女性監督キン・ソヨン制作のドキュメンタリー作品
ウズベキスタンのコリアン(高麗人)画家シン・スンナムの作品と生涯、旧ソビエト時代に強制移住させられた高麗人たちの苦難に満ちた証言に依って綴られた作品であるが、美しい映像と気品の高い音楽により芸術的に完成度の高い作品であり、2回の上映で180名の観客を集め大変好評であった。
※入場者180名 ―入場料800円
※2002アルン展総入場者数 4690名

2,反響
(1)報道
展覧会報道―3/6朝日新聞夕刊、3/13京都新聞朝刊、3/13読売新聞朝刊 
関連記事―3/16神戸新聞、4/11沖縄タイムス、4/12沖縄タイムス 
雑誌―02,1月号HOT CHILIPAPER
テレビ―3/17NHKニュース、3/17KBS京都ニュース
(2)感想
美術評論家、美術ジャーナリスト、学芸員たちの多くが観覧し「活気に満ちた展覧会であり楽しめた。今後の展開に大きく期待する」という評価が相次いだ。
多くの観覧者が、その多様な地域からの出品に驚き、大変興味深く観賞していた。
特に平均1時間半以上の鑑賞時間(メイン会場)と200枚近い感想文に感動が良く現れていた。


3,協力・支援体勢
公共団体、企業、大学、個人など協力 81
※一覧は図録末尾に掲載


4,宣伝
(1)ポスター1500枚  チラシ30000枚         
   ※全国の美術館100館、美術大学・一般大学50校に送付
    京都の公共施設、協力企業、協力店に配布
(2)アルン展DM    5000枚(招待券)
   朴一南個展DM   2000枚 
   柳銀珪DM     1000枚
(3)映画チラシ     1000枚
(4)タクシー広告     300枚
   ※京都のタクシー会社3社の協力を得て、後部ウィンドウに広告
(5)KBS京都 テレビスポット広告

5,評価と展望
1,2002アルン展は美術展ばかりか講演会、写真展、映画上映、個展と展示種類・形式も多様に、その内容も美術史・民族史・地域史などへ意欲的なアプローチを含み、総合的で他に例を見ない独自のアートイベントとして行われた。また、出品の多様性、地域の豊富さ、規模の大きさは多くの観客に感動を与えた。
観客の感想の中に「こういう国際的で大きな規模の展覧会が京都で行なわれているという京都市民として誇りに感じる」という声も聞かれ、「国際文化交流の一翼を担う」というアルンの目標を果たした。2,出品者も含めて韓国など海外からの観覧者もあり、アルン展は徐々にではあるが内外に知られ始めていることを実感できた。国内では提携ギャラリー・団体なども増えてきて、展覧会の共同開催、共同企画も多くなろうし、海外との交流も益々活発となるであろう。これからアルン展は在日コリアンを中心とする国際展へと発展させていく可能性を十全に持つこととなった。
 
6,今後の計画
(1)2005アルン展(第3回展)
 2004年10月〜2005年3月までの間に開催する。
会場:京都市美術館 他
02年4月〜03年4月まで、構想期間
03年4月〜04年10月まで、準備期間(2)出品協力
第9回 六甲アイランド WATER FRONT OPEN AIR PLAY 
−潮風アートー KOREA・JAPAN 作家交流展
現代美術野外展: 2002年8月3日(土)〜8月25日(日)
アートパフォーマンス: 8月3日・25日
ー主催ーリ・フォープチーム 
(3)関西圏企画グループ展(名称未定)開催
アートビレッジセンター 1F展示ギャラリー(神戸市兵庫区)
(会期)2002年9月8日(日)〜9月15日(日) (4)企画協力
ギャラリーNAW (大阪市)
02年9月以降(5)光州ビエンナーレ2002(02.3.29〜02.6.29) 招請出品
蔡峻、盧興錫、朴一南、金誠民、金暎淑が招請され出品
5月末のシンポジウムに参加
(6)アメリカ訪問
交流と視察のため(7)中国訪問
9月初旬に延辺朝鮮族自治州創立50周年記念行事に親善参加
 
 
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02/06/13