AREUMの風 -2002秋-
アルンメンバーによる平面作品展
2002年10月6日(日)〜11月6日(水)
日本ばかりでなく、中国、アメリカ、韓国のコリアンを巻き込みながらエネルギッシュで多様なアート・イベントを展開したアルン(AREUM
Art Network)に、今後の活動への期待と関心、そしてわずかな不安を持ちながら、京都を後にしたのは今年の春であった。
そのアルンが半年程で、思わぬ方向に活動を広げてきて少し驚かされた。
ともすれば、何でも大きくなればなるほど大味なものになりがちなのが世の常である。
それを知ってか、大きくはないが提携ギャラリーを自らのネットワークに組み入れ、小振りだが脇の締まった展覧会を定期的にやろうとしている。一抹の不安も一掃されそうだ。
今回はオープンに合わせて複数の作家による展覧会だが、個展なども企画している。
冒険的な若い風、堅実な熱い風、小さな風の集まりが大きな風となり、次回のアルンへとつながっていくのであろう。その過程を目撃できる楽しみができたようだ。
許容度の広い、妙な明るさを持ったアルン独特の世界を、この秋、また味わいに出かけたい。
インディペンデント・キューレーター 鄭究五